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冷蔵庫&電子レンジ:清潔に保つための清掃法


はずせる部分は分解清掃で徹底的に

キッチンというよりは家電の仲間ではありますが、キッチンにほぼ置かれているのは「冷蔵庫」と「電子レンジ」。食品を入れておく冷蔵庫と、調理に使う電子レンジも、常に清潔さを保っておきたいものです。また、日常頻繁に使うアイテムでもあるだけに、やはり日に日に汚れていきます。外見だけではなく内部の清掃も必要となるのです。
どちらも共通する汚れは、表面の手あか汚れ。冷蔵庫や電子レンジのドア、取っ手部分には、べたつきの原因となる手あかで汚れています。
手あかを落とすには、50倍程度に薄めたアルカリ性洗剤を使用します。湿らせた雑巾に少量の洗剤をつけるだけでも問題なし。あまり濃い洗剤を使用する必要はないのです。表面を洗剤のついた雑巾で拭き掃除し、そのあと水拭き&から拭きすれば掃除は完了。手間もかからないため、こまめに掃除したいものです。

冷蔵庫の掃除は除菌も大切

表面ほどに汚れが目立たないのが冷蔵庫の中身。食品を出し入れする部分だけに清潔にしておきたいところでもあります。食べ物カスが落ちていたり、煮物の汁などで汚れていることが多いため、定期的に清掃しましょう。
ただし、食品がある場所なので、洗剤の使用は極力控えたいところ。除菌効果も必要なので、水拭きだけではなくエタノールをつけての拭き掃除をおすすめします。低温の冷蔵庫内部でも発生するカビもありますが、やはり繁殖しにくいタイプのカビなので、週に1度程度の掃除で問題ありません。念を入れるなら、夏場は頻度を増やすなどしておきましょう。
またドアの裏側にあるゴムパッキン部分にもホコリなどが溜まりやすくなっています。こちらにもエタノールをつけた雑巾で拭き掃除し、仕上げの水拭き&から拭きをしておきましょう。
野菜室のカゴや仕切り板など、取り外せる部品がある場合は、取り外して丸洗いするのがかんたんでおすすめです。洗う場合には、表面と同様に50倍程度に薄めたアルカリ性洗剤を使用しましょう。ただし油汚れなどがつきにくい部品でもあるので、水洗いだけでも十分キレイにすることができます。

目立たないけど汚れている電子レンジの内部

冷蔵庫と比べると、より汚れやすいのが電子レンジの内部です。こちらは調理器具ということもあり、煮こぼれや食べ物クズなどが残りやすく、また油汚れが残る場合も多いです。そのため冷蔵庫よりは念入りな清掃が必要となります。
電子レンジのテーブル部分は取り外しが可能なので、外しての丸洗いが効果的です。薄めたアルカリ性洗剤か中性洗剤を使って、きっちりと汚れを落としましょう。
内部の清掃は、水拭きする前にブラシなどで食べ物カスをかき出し、その後の拭き掃除をおこないましょう。カスが残っている状態で拭き掃除をしても、あまり効果はありません。内部の汚れは基本的に水拭きだけでOKですが、べたべたするようであれば30倍程度に薄めたアルカリ性洗剤で拭き掃除し、その後洗剤をしっかりと水拭き&から拭きで拭き取りましょう。ガスレンジなどと違い汚れが焦げつくようなことはないため、比較的掃除の手間は楽な部類に入ります。こまめな清掃を心がけましょう。
パン食の多い家であれば、トースターも清掃する必要があるでしょう。こちらはパンくず&焦げつきが多くなりますので、歯ブラシなどでクズ&焦げつきをかき出してから水拭き掃除をしましょう。水拭きをする場合は、しっかりと絞って水分を少なめにすることが重要です。あまり水分が多いと故障の原因になるため注意しましょう。


 

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