ハウスクリーニング

Check!
セルフクリーニング
玄関、窓、ベランダの掃除テクニック

カーテン&ブラインド:汚れに気付きにくいがしっかりと清掃を


カーテン清掃はしっかりと掃除機がけ

布製であるカーテンには、ホコリやタバコのヤニなどが付着しやすく、汚れもたまりやすいものです。あまり頻繁に掃除するものでもありませんが、2〜3日に1度程度はお手入れをしておけば、ひどい汚れがつくことは防げます。
カーテン清掃は、いちいち取り外して掃除するのは大変な手間なので、掃除機によるホコリの吸い取りで十分です。材質が材質だけに掃除機がけも大変ですが、手で固定して全体をまんべんなく吸い取りましょう。とくに形状が複雑なタック部分にはホコリがたまりがちとなりますので、先端にブラシのついたノズルなどで念入りに吸い取り掃除を。ブラシつきノズルがない場合には、はけなどを利用して払いながら吸い取りましょう。

年に1度程度は丸洗いorクリーニングへ

掃除機による掃除を定期的におこなっていれば、黒ずみやカビなどの目立った汚れはつかないはずですが、それでも年に1度程度は洗濯するなどしっかりと清掃をしておきたいものです。材質によっては丸洗いできない場合もありますが、選択可能なら家庭用洗濯機を使って洗ってしまいましょう。洗濯機による洗濯ができない場合は、クリーニング店に持ち込めば素材を痛めずに洗濯してくれます。
家庭用洗濯機で洗う場合の注意点ですが、あまり長時間脱水をすると、しわがよってしまうこともあります。30秒程度の脱水で留めておき、水分は干して乾かすようにしましょう。干す場合も陰干しがおすすめです。ベランダの日当たりがよい場合などは、室内に干してもいいでしょう。その場合は水分が垂れて部屋が汚れてしまうため、下にビニールシート(レジャーシートなど)を敷いておくなどの工夫が必要です。可能であれば浴室に干すのもいいでしょう。その場合は換気扇を回しておくと、乾燥が早くなります。
カーテンを洗う場合は、干している時間を利用して、カーテンレールのお手入れも忘れずに。はけを使って溜まったホコリを払い落として掃除機で吸い取り、その後水拭き&から拭きで仕上げましょう。洗剤を使う場合は100倍程度に薄めたアルカリ性洗剤を使用しますが、水拭きとから拭きのみでも問題ありません。

ブラインドはから拭きでOK

小窓などの場合は、カーテンではなくブラインドを使用している家庭も多いでしょう。カーテンと違い洗濯機で洗うわけにもいかないブラインドは、水拭き&から拭きで清掃することになります。
その際におすすめなのが、「軍手」を使って拭いてしまう方法です。薄手のゴム手袋などを着けた上から軍手をはめて、その軍手自体を雑巾替わりにしてブラインドを吹き上げていきます。ブラインドの1枚1枚を指で挟んで両面をふけるため、雑巾で拭いていくよりもはるかに効率的に掃除することができるのです。から拭きする場合も同様に軍手でおこないましょう。水拭き用とから拭き用の、2組の軍手が必要となりますが、軍手自体は大量に購入してもそう値が張るものでもありません。他の場所の掃除にも使用することができるので、消耗品と割り切って購入しておくと便利です。
汚れが目立つ場合は100倍程度に薄めた中性洗剤か、200倍程度に薄めたアルカリ性洗剤を使用して拭き掃除します。この場合は洗剤用、水拭き用、から拭き用の3組の軍手を使用します。洗剤用の軍手を洗って水拭きしてもかまいませんが、その場合は汚れをしっかりと落としてからでないと、落とした汚れがふたたびついてしまうこともあります。別途用意した方がいいでしょう。また、こまめに掃除をおこなうならば、から拭きだけでも十分にキレイにすることができます。毎日掃除するならから拭きのみ、週に1〜2度なら水拭き&から拭き、忘れがちなら洗剤使用と、使い分けていきましょう。


 

Copyright (C) 2007 ハウスクリーニングの基礎知識. All Rights Reserved. / お問合せ・免責事項