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エアコン:フィルター清掃が清潔&健康のコツ


エアコン内部はカビだらけ!?

最近のマンションであれば、もはや標準装備されているといえる必需品が「エアコン」です。ストーブや扇風機と違い、暖房にも冷房にも使用することができ、また除湿も可能なエアコンは、オールシーズン使用するモノでもあります。
使用時には温風、冷風を吹き出すエアコンだけに、常に乾燥した状態にあると思いがちかもしれませんが、実はエアコン内部には湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい状況となっています。湿気の原因は「結露」で、エアコン内部の温度と外部気温の差が露を発生させるため、常に湿った状態になってしまうのです。エアコン内部にカビが生えてしまった場合は、当然ながら内部の清掃が必要…となるのですが、エアコン内部は知識のない一般人には手が出せない場所。汚れてしまえば「お手上げ」となってしまいます。
そこで、少しでも清潔に保つため、掃除できる部分だけでもきっちりとお手入れしたいものです。

フィルター清掃で清潔度は段違いに

一般人でも掃除できる部分は、エアコン外部の拭き掃除と内部にあるエアコンフィルターの清掃です。フィルターが汚れていると、エアコンから吹き出す空気も汚れてしまうということ。ホコリやカビなどが吹き出してくるのでは、快適に生活することもできないでしょう。
エアコンフィルターは取り外しが可能なため、比較的簡単にお手入れができます。掃除をする場合は、まず取り外したあと、掃除機を使いホコリを吸い取ります。掃除機がけをするときのコツは、吸引力を増すために、裏に新聞紙などを貼りつけて吸い取ること。床に直接寝かせての吸い取りも効果的です。立てかけて吸い取るだけでは、十分にホコリを取ることができないので注意しましょう。
汚れがひどい場合は洗剤による洗浄をしましょう。洗剤は薄めた中性洗剤を使用します。フィルターは細かい目地状になっているので、ブラシ類での洗浄が効果的です。
洗ったあとはから拭きし水分を取り去り、その後陰干しし乾ききってから取りつけます。生乾きだとカビが生えてしまったり故障の原因ともなりますので、時間をかけてしっかりと乾かしましょう。
ただし、フィルターの種類によっては水洗いが不可のモノ、専用の洗剤が必要となるモノも存在します。メーカーごとに水洗いできるかどうかは異なりますので、取扱説明書などをよくよんでから洗うようにしましょう。
エアコン外部に関しては、他の電化製品などと同様に、水拭きor薄めたアルカリ性洗剤による拭き掃除でOKです。エアコンは高い位置にあるため、水分が多すぎると汚水が垂れて部屋を汚してしまいかねません。やはりよく絞った雑巾での拭き掃除を。

本格的な清掃は業者にまかせよう

エアコン内部の汚れは、一般的には掃除することができません。専門のハウスクリーニング業者に依頼し掃除して貰うことをおすすめします。内部の洗浄には洗剤を使用しての水洗いが効果的ですが、専門知識がない人が内部の清掃を使用としても、うまくいかないどころか故障させてしまう場合もあります。
エアコン清掃は、換気扇と並んでハウスクリーニング業者の人気サービスのひとつです。それだけ素人には掃除が難しく、かつ掃除が必要な場所であるということ。エアコン内部がカビだらけでは、嫌な臭いが発生したり、カビの胞子を部屋中にまき散らし、シックハウス症候群の原因となったりします。小さなお子さんがいる家庭では、健康に害を及ぼす可能性もあります。年に1度程度はきっちりと清掃したいモノです。


 

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