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リビング、和室&洋室の掃除テクニック

テレビ、照明器具:手アカ、ホコリ、ヤニ対策を


リビングの汚れは薄めたアルカリ性洗剤で

テレビなどの電化製品、パソコンには、ホコリが付着しやすくなります。電化製品はそれ自体が静電気を帯びており、その静電気がホコリを吸い寄せてしまうのです。また、何かと手を触れる機会が多い電化製品には、手あかがつきやすくなっています。ホコリと手あか、そしてタバコを吸う住人がいるならヤニの付着と、様々な汚れが溜まりやすいのです。
ホコリ対策は、掃除機などで吸い取ってしまえばOKですが、経常的にしっかりとした掃除機がけは不可能でしょう。そこで、小ぼうきやはけなどでホコリを払い、払ったほこりを掃除機で吸い取りましょう。その後は固く絞った雑巾による水拭きで仕上げましょう。雑巾に水分を含ませすぎると、電化製品内部に水が入り込み、故障の原因にもなります。雑巾の濡らしすぎには注意しましょう。
ホコリや手あかが固まりベタベタするような場合は、100倍程度に薄めたアルカリ性洗剤を使って拭き掃除をします。この場合も、当然ながら水分の含ませすぎには十分に注意。また洗剤での拭き掃除後は、水拭き&から拭きで洗剤分をしっかりと取り除きましょう。

タバコを吸うならヤニ掃除は必須!

タバコを吸う住人がいる場合は、部屋中のいたるところにヤニが付着し、ベタベタとした汚れがつき、また見た目も茶色の汚れとなり、大変汚らしく見えてしまいます。タバコのヤニ汚れは、溜めてしまうと完璧な掃除は非常に困難。溜まる前にこまめに掃除していくしか方法はありません。
ヤニをつけないために効果的なのは、こまめな換気です。リビングに換気扇がある環境は少ないでしょうが、窓を少し開ける程度でも効果はあります。また空気清浄機などがあるならば、当然ながら使用した方がいいでしょう。
付着してしまったヤニは、アルカリ性洗剤で落とすことができます。拭き掃除には50〜100倍程度に薄めたモノを使用しましょう。ヤニ汚れ自体は頑固で強力な汚れですが、その分洗剤も濃くする必要はありません。ただし、ヤニは一定の場所ではなく部屋全体に広く付着してしまします。そのため掃除する範囲も「部屋の中すべて」となり、床、壁、天井から家具までが掃除対象となります。根気よく掃除する以外に方法はありませんので、やはりこまめな換気によりヤニ汚れをつきにくくすることが最大の予防といえます。

照明器具は普段のホコリ落とし&たまに拭き掃除

照明器具の傘部分にも、ホコリがつもっていきます。またテレビなどと同様に、照明器具も静電気を帯びているため、ホコリを吸い寄せやすいモノです。毎日きっちりと掃除する必要はありませんが、週に1度程度は取り外しての念入りな掃除が必要です。
掃除方法は、掃除機によるホコリの吸い取りが効果的。普段ははたきやはけなどでホコリを払う程度で問題ありませんが、取り外して清掃する場合は拭き掃除までおこなった方がいいでしょう。取り外したあとに拭き掃除をする前に、まずははけで普段より念入りにホコリを払い、その後掃除機で吸い取っていきます。いきなり拭き掃除をすると、溜まったホコリを引き延ばしてしまい、汚れが広がってしまうことも。
ホコリを払ったあとは、100倍程度に薄めたアルカリ性洗剤で拭き掃除をします。(吸い取りきれなかった)ホコリ汚れにも、タバコのヤニなどの汚れも、アルカリ性洗剤であれば落とすことができます。また、こまめに掃除しているために汚れが少ない場合なら、水拭きするだけでも問題ありません。水拭き、洗剤による拭き掃除、どちらの場合でも最後はから拭きで仕上げましょう。湿ったまま取りつけてしまうと、塗れた傘にホコリがつきやすく、また塗れたホコリはその後の掃除でも落としにくくなってしまいます。また、から拭き仕上げをおこなうと、見た目の輝きもガラッとかわるもの。部屋全体の雰囲気にも影響してくるだけに、から拭き仕上げは必須なのです。


 

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