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フローリング:毎日の手軽な掃除が効果的


目立つホコリは掃除機&から拭きで

汚れが染みこみにくいフローリングの床は、お手入れ、お掃除もかんたんです。しかし、掃除をさぼるとホコリやゴミが目立ちやすいという欠点もあります。普通に生活しているだけで、落ちた髪の毛やホコリなどはあっというまに溜まってしまうものです。
フローリングの掃除は、基本的には掃除機掛けとから拭き掃除で十分です。ホコリ、ゴミさえ取ってしまえば、その他の汚れがつきにくい素材だけに、とくに問題はありません。逆に水拭きや洗剤を使った拭き掃除をしすぎると、表面が水分を吸って反り返ったり、ひび割れたりすることも。よほど目立つ汚れがついた場合以外は、水拭きは控えるようにしましょう。
から拭きだけで取ることができない、落ちた食品などの汚れがある場合は、固く絞った雑巾による拭き掃除落とします。水拭きだけでは落ちない汚れの場合は、50倍以上に薄めたアルカリ性洗剤を使用しましょう。また、洗剤を使用した場合はその後に水拭きをし、最後にから拭きをして、水分を残さないようにしましょう。

はけ、へらを使ってホコリをかき出す

フローリングの掃除機がけは、ホコリを取り除くのが目的となります。フローリング床には細かい目地が多くなるため、目地に沿って丁寧に掃除機をかける必要があります。
その際に、ほうきやブラシ、へらなどを使って目地に溜まったホコリをかき出しておくと、ホコリを残さずに吸い取ることが可能です。床全体を軽くほうき掛けをして、そのあと掃除機で掃除すれば、ホコリの吸い取り残しもなくなるでしょう。
目地以外にも、床と壁との境目もホコリが残りやすい場所です。場所的に掃除機をしっかりとかけることが難しくなるため、ここもやはりほうきやブラシを使用しての清掃が効果的です。とくに壁際の床にはホコリやゴミが溜まりがち。見た目にも汚らしくなってしまうので、しっかりとほうきなどでホコリを取り除きましょう。またテーブル、机の下やテレビ台の下なども、掃除機がけができない場所です。テーブルなどを移動できる場合は移動させての掃除機がけ、できない場合はほうきでホコリをかき出して、掃除機で吸い取りましょう。

清潔感を保ち傷も防ぐワックス掛けがおすすめ

フローリングの床を傷や汚れから防ぐのに効果的なのが「ワックスがけ」。ワックスをかけた床は、光沢を保ちキレイに見えるものです。見た目だけではなく汚れが付着しにくくなり、またついた汚れもすぐ落とすことができるようになります。ワックスをかける頻度は年に1度程度で十分です。
ただし、ワックスをかけた床自体が汚れていたのでは逆効果。ワックスで汚れを覆ってしまうことになるため、どれだけこすろうと汚れが落ちない、といったことになってしまいます。ワックスがけをする前には、いつもよりも念入りに掃除をしてからが鉄則です。
また、家具などを置いたままでワックスをかけると、塗りもれやムラの原因になります。部屋にある家具などで、動かせるものはすべて動かし、一気に全体へワックスをかけましょう。年末の大掃除のついでなど、掃除にたっぷりと時間をかけられる時期がおすすめです。
ワックスをかける頻度は年に1度で十分ですが、3〜4年に1度程度、ワックスを塗り直す時期にワックス剥離剤を使い、古いワックスを取り除きましょう。ワックスは落ちにくいとはいえ、頻繁に歩き回る部屋の中では徐々に薄くなっていきます。また、部屋の隅などはワックスが落ちにくいだけに、場所によって古いワックスの残り具合が変わってきます。重ね塗りをしていく打ちに、残りワックスの濃さの違いがムラとなって現れてきますので、定期的にすべて取り除いてしまいましょう。


 

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