ハウスクリーニング

Check!
セルフクリーニング
掃除をする前に知っておきたい基本テクニック

あると便利な掃除道具はこれ!


雑巾は使い古しのタオルがベスト

水拭きにから拭きに大活躍する、昔ながらの掃除道具・雑巾。どんな場所を掃除するにも、雑巾がなければ始まりません。あると便利というよりは、なければならない必須の掃除道具です。
雑巾のイメージといえば、使い古しのタオルなどを縫い合わせてあるものを思い浮かべることでしょう。しかし、実は一番使いやすいのは「古タオルをそのまま使う」ことです。縫い合わせた場合は丈夫になり長持ちしますが、雑巾は使い続けて汚れてきたら、どんどん取り替えていくのが正解です。油汚れなどは、雑巾に染みこんでしまうと、洗っても完璧に落とすことは不可能。ある程度使って汚れの落ちが悪くなった雑巾は、捨ててしまった方がいいのです。また、雑巾を縫ってしまうと、厚みが増すため水を絞るときに薄手のものより力を込める必要があり、水切れも悪くなります。布地は薄い方が力を込めやすく水切れもいいため、縫わずにそのまま使うのが正解なのです。
新品のタオルを雑巾にしてしまうのはもったいない上、実は使い込んだタオルの方が雑巾にするには向いています。新しいタオル(雑巾)でから拭きした場合、毛羽立ちやすいため、かえってホコリをつけてしまうこともあります。また水拭きする場合も新しい布地は水が染みこみにくいため、ある程度使い込んだ古タオルの方が水や洗剤となじみやすいのです。タオルは生活する上でかならず使う消耗品です。古いタオルは捨ててしまわず、雑巾として再利用。そして雑巾にしたあとは、ある程度使ったらどんどん取り替えてしまいましょう。

歯ブラシや洗車ブラシで便利さアップ

台所やお風呂場の掃除に活躍するのがブラシ類。ショッピングセンターなどでは掃除用のブラシが豊富に売られていますが、実はもっとも活躍の場が多いブラシは「歯ブラシ」です。ある程度の堅さを持ちつつ、浴槽やタイルなどを傷つける程の堅さでもないブラシ。そしてサイズが小さいことから、タイルの目地や蛇口の裏、排水溝の内部など、手の届きにくい場所の掃除に適しています。当然ながら新品の歯ブラシを掃除用にするのではなく、使い古しのものを再利用すればいいので、経済的にも優等生なのです。
小さな歯ブラシに対して、広い面を一気に清掃できるのが「洗車用ブラシ」です。広い面であれば雑巾での拭き掃除でも問題ありませんが、汚れがひどい部分の清掃には雑巾よりもブラシ類の方が適しています。元々が車のボディーを洗うためのブラシなので、金属類の清掃に使用しても表面を傷つけるようなこともありません。またしっかりとした柄がついているため、力を込めやすいのもメリットです。泥汚れからホコリ取り、浴槽の掃除まで大活躍するのが洗車ブラシ。車を持っていなくても、掃除用に購入しておいても便利でしょう。

水回り掃除の必需品・スポンジ

雑巾とブラシの中間的な役割を果たすのが、スポンジ類です。ブラシは「汚れをかき落とす」、雑巾は「汚れを拭き取る」のが役割となりますが、スポンジはそのどちらにも使える万能選手です。高い摩擦力と吸水力を持ち、また絞るのも雑巾以上に楽なスポンジは、水回りの掃除には欠かすことのできないアイテムなのです。
スポンジが他のアイテムよりも優れている部分は、高い吸水力と絞りやすさから「含む水分量を調整しやすいこと」です。汚れを落とすには、あらかじめ水で濡らしておくか洗剤を塗りつけておくことで作業を楽にすることができますが、雑巾よりもスポンジの方がその作業は楽になります。また余計な水分を雑巾で拭き取るよりも、絞ったスポンジで吸い取ってしまった方が、やはり楽。リビングの掃除では雑巾に一歩譲りますが、水回りの掃除においてはスポンジほど役に立つ道具はないでしょう。
おすすめしたいのは、片面が普通のスポンジ、背面に堅めの素材・スコッチブライトがついたもの。前述の水分コントロールはスポンジ部分で、頑固な汚れのこすり洗いにはスコッチブライト部分でおこなうことができるため便利です。このタイプのスポンジは、値段も安価かつコンビニなどでも購入できるため、入手しやすい点も高ポイントです。


 

Copyright (C) 2007 ハウスクリーニングの基礎知識. All Rights Reserved. / お問合せ・免責事項